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Twitter広告運用のポイントを徹底解説!Twitter広告の特徴は?

Twitter広告運用のポイントを徹底解説!

商品やサービスなどの集客をするために、広告はかかせないものとなっています。広告は、一度配信したら終わりではなく、配信後も継続的に運用をしていくことが求められています。
広告の出稿先としてSNSが注目されていますが、この記事ではTwitter(ツイッター)に焦点を当てて解説をしていきます。

「Twitter広告ってどう運用すればいい?」
「そもそもTwitter広告ってどんな特徴がある?」
といった疑問を抱えている広告主の方に向けて、Twitter広告の基本的な知識から、Twitter広告の効果を高めるための運用のポイントについて解説をしていきたいと思います。

Twitter広告とは

Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果上に配信される広告のことです。若年層にアプローチをかけることができ、「いいね」や「リツイート」といった機能によって2次拡散が期待できます。

Twitter広告の特徴

若年層に向けたアプローチができる

2018年10月時点で、国内のTwitter利用者は4,500万人も存在します。

総務省の調査によると、Twitterの利用率は全世代平均で37.3%となっています。10代と20代の利用率が約70%という高い数値になっており、若年層にとってTwitterは、かなり身近なツールであることがわかりますね。
参考:平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査|総務省

2次拡散が期待できる

Twitterには「いいね」や「リツイート」といった機能があります。これらの機能によって、広告をみたユーザーのみならず、広告が「いいね」や「リツイート」をされることで、ユーザーのフォロワーに対しても広告を届けることができます。
このようにTwitterは、広告の拡散力という点で、魅力的な特徴を兼ね備えています。

様々な角度からのターゲティングができる

Twitter広告には豊富なターゲティング機能が存在します。これらのターゲティング機能を、商品・サービス特性やユーザー属性、目的に応じて設定していくことで、よりユーザーの心に響く精度の高い広告配信が可能になります。

様々な角度から豊富なターゲティング機能を駆使することで、広告効果を高めていきましょう。

Twitter広告に存在するターゲティング機能は以下になります。

  • テーラードオーディエンス
  • オーディエンス特性
  • フォロワーと類似ユーザー
  • 興味関心
  • キーワード・絵文字
  • 映画とテレビ番組
  • イベント
  • 会話トピック
  • ツイートエンゲージャー

それぞれみていきましょう。

テーラードオーディエンス

広告主の商品・サービスに接触したことがある(例えば、ウェブサイトに訪問をしたことおがある)ユーザーに対して広告配信をすることができます。すでに商品・サービスに興味を持っている人を対象とするターゲティングになります。
自分たちが持つ、訪問者リストや顧客リストの情報を元に決定をしていきます。

オーディエンス特性

ターゲットの性別や年齢、地域などのオーディエンス特性を設定できます。
Twitterに登録しているプロフィールを元にターゲティングが行われますが、Twitterでは、性別や年齢を登録していないユーザーに対しても、オーディエンス特性を推定して広告を配信することができます。

フォロワーと類似ユーザー

特定アカウントをフォローしているユーザーに対してのターゲティングです。また、フォローしているユーザーに類似した属性を持つユーザーに対しても広告を配信することができます。

興味関心

300以上の興味関心トピックから項目を選択してターゲティングができます。対象となるユーザーは、ユーザーのツイート内容などから興味関心トピックの推定が行われます。

キーワード・絵文字

特定のキーワードや絵文字を検索、ツイート、「いいね」「リツイート」、もしくは、クリックしたユーザーに対して広告配信ができます。

映画とテレビ番組

特定の映画やテレビ番組に関連しているツイートをしているユーザーや、そのツイートに反応を示したユーザーに対してターゲティングを行えます。

イベント

特定のイベントに関連しているツイートや、そのツイートに反応を示したユーザーに対してターゲティングを行えます。

会話トピック

特定のトピックについてツイートや会話をしているユーザーに対して広告配信ができます。Twitter常に存在する無数の会話の中から、トピックをツイートしたことがある、トピックに関するツイートに対して反応を示したことがある、トピックを長時間表示したことがあるユーザーが対象となります。

ツイートエンゲージャー

特定のツイートにエンゲージメント(「いいね」や「リツイート」、「返信」など)をしたユーザーをターゲティングすることができます。

Twitter広告の種類と課金形態

Twitter広告には、

  • プロモツイート
  • プロモアカウント
  • プロモトレンド

の3種類のタイプが存在します。それぞれの広告タイプの特徴を、課金形態と合わせて確認していきましょう。

プロモツイート

プロモツイートとは、Twitterのタイムラインに表示される広告です。通常のツイートと同様に、「いいね」や「リツイート」などの操作が可能であり、Webサイトへの集客やアプリダウンロードへの導線として利用すると効果的です。

プロモツイートは、CPE(Cost Per Engagement)型の課金形態となっており、あらかじめ設定したエンゲージメントアクションをユーザーが実行したときに料金が発生していく仕組みとなっています。
CPEには、CPC(Cost Per Clickの略で、広告をクリックしたときに料金が発生)などが含まれ、出稿自体に料金が発生することはありません。

プロモアカウント

プロモアカウントとは、Twitterのおすすめのユーザー欄にアカウントを掲載する形の広告です。アカウント自体のフォロワー数を増やすことにつながるので、その後のツイートなどに反応するユーザー数が増加することが見込めます。
商品・サービスに多少の興味を持っているユーザー(アカウントをフォローしているユーザー)に対して、アプローチをかけることができるようになります。

プロモアカウントは、1フォロワー増加ごとに獲得単価が発生するという仕組みの課金形態となっています。広告の表示自体やフォロー以外のアクションに料金が発生することはありません。

プロモトレンド

プロモトレンドとは、Twitterのおすすめトレンドの欄に表示される広告です。トレンド欄に指定したキーワードでハッシュタグを設置することができ、クリックされると、その話題に関するTwitter検索結果の一番上に広告が表示されます。
商品・サービスに関するキーワードを指定したハッシュタグを設定することで、多くのユーザーの目に留まる機会になりますし、クリック後の画面には、商品・サービスのレビューなどのツイートが多数表示されるので、商品・サービスに対する認知を広げることができます。

プロモトレンドは、トレンド欄に広告を「24時間表示(1日1回まで)」するために課金をするという形態です。表示時間の設定はできません。

Twitter広告の形式

Twitter広告の形式(主にプロモツイート)では、

  • テキストのみのツイート
  • 画像付きツイート
  • 動画付きツイート
  • Twitterカード

の4つが考えられます。

Twitterカードとは、ツイートに貼り付けられた記事へのリンクを魅力的に見せるための機能です。ツイートに記事のアイキャッチ画像やタイトル、動画が挿入されることで、遷移先の内容がわかりやすくなり、クリック率の向上が見込まれます。
Twitterカードには、

  • 記事のサマリーカード
  • アプリカード
  • 動画カード

などがあります。

Twitter広告運用の始め方

実際にTwitter広告の運用を始めるには、以下の6ステップに沿って進めていく必要があります。

  1. 広告アカウント作成
  2. キャンペーン作成
  3. 広告グループ作成
  4. 広告作成
  5. 広告掲載

それぞれみていきましょう。

広告アカウント作成

Twitter広告を始めるにあたって、まずは、Twitterアカウント画面から広告アカウントの作成へと移ります。

広告アカウント作成時には、

  • 国、タイムゾーン、貨幣
  • 支払い方法

を設定していきます。

キャンペーン作成

広告アカウントの作成が完了したら、キャンペーンの作成をします。キャンペーン作成では「広告の目的」を定めていきます。
Twitter広告の目的を、「ブランド認知度アップ」「コンバージョン」などから選択し、キャンペーンの作成をします。
目的設定後は、キャンペーン名や予算の設定、広告配信の開始日時などの設定も可能です。

広告グループ作成

キャンペーン作成の次は、広告グループの作成をします。
広告グループ作成時には、広告グループ名や広告グループの予算、入札イプなどの設定を行います。また、先に説明したターゲティング機能に沿って、広告グループのターゲットとなるオーディエンス層を定めていきます。

広告作成

ここまでが完了したら、広告の作成へと移ります。
プロモツイートの場合、新規のツイートを作成するか、既存ツイートを利用をするかが選択できます。

広告掲載

最後に、広告の掲載を行なって、ユーザーの下に広告が配信されます。

Twitter広告運用の効果を高めるためのポイント

目的の明確化

Twitter広告では、目的に応じてどの種類の広告を運用するのかが大きく変化します。Twitter広告で集約をしたいのか、認知度を高めたいのか、商品・サービスの購入を促進したいのかなど様々な目的が考えられます。
自分たちがTwitter広告を運用する目的が何なのかをしっかりと定めたうえで運用をしていきましょう。

ターゲットの明確化

広告を配信するターゲットがどんな特徴を持っているのかを明らかにしましょう。
ターゲティング設定では、ユーザーの年齢や性別、趣味などを指定することができるので、広告主が想定しているユーザー像を明確にすることで、より的確な広告を届けることがで切るようになります。

Twitter広告の特徴である、豊富なターゲティング機能をいかした広告配信をすることで、費用対効果を最大限高めることが期待されます。

継続的なPDCAサイクルを回す

広告運用をしていくにあたって何よりも重要なのことが、この継続的にPDCAサイクルを回すことになります。
広告を配信したらそれで終わりではなく、効果測定を行い、広告の修正やターゲティング・キーワードの見直しを行うことを何度も繰り返しましょう。

単に、広告の配信内容を変更するだけではなく、予算の調整なども行い、費用対効果を最大化していく必要もあります。

「たまたまいつもより多く成果を上げられたラッキー!」で終わらせるのではなく、なんでそうなったのか?もう一度この成果を上げるためにはどうすればいいのか?という思考を繰り返すことで、継続した利益をもたらしてくれるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、Twitter広告の運用に焦点を当てて解説をしてまいりました。

記事の内容をざっと振り返ると、

  • Twitter広告は、若年層のユーザーに向けて、様々な角度からターゲティングを行うことができる
  • Twitter広告には、「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」の3種類が存在する
  • Twitter広告運用最大のポイントは、継続的なPDCAを回していくことである

といった内容でした。

この記事を読んだ方が、少しでもTwitter広告についての理解を深める力になれましたら幸いです。

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